2012年11月18日日曜日

小鍋立てについて

 勇んでブログを始めたはいいものの、別に原稿を用意しているわけでもなく目標である週1更新が早くもできそうにない状況であるので一番書きやすい酒について書くことにする。

1.今回のお題は小鍋立て
 今回は小鍋立てについて記す。小鍋立てとは小さい鍋に数種類の具材を入れて食べる鍋の事で、私は池波正太郎の随筆で知った。曰く、小鍋立てのコツは一度に食べる分だけをさっと煮る、具材は2~3種類に限定する、食べるのも一人か二人が限度ということらしい。自分が食べる分をさっと煮て、器にとって柚子やポン酢をふりかけ食し、酒をキュッ飲む。冬に一人飲み、あるいはサシ飲みするのに最適というわけだ。鍋は大勢でやるものという意見はこの際忘れるべきである。

2.レシピについて
 具体的にどんな鍋にするか、これが今回の本題となる。私は目下、小鍋立てのレシピを研究中なのだ。池波正太郎が随筆に書いていたレシピには以下のようなものがある。

石波正太郎の随筆「小鍋立て」より
1.アサリの剥き身と白菜を具材として、柚子を絞って食べる。
2.鶏肉と焼き豆腐と玉ねぎを具材、固形スープを出汁として塩コショウで食べる。
3.刺身にした後の鯛や白魚を軽く焼いて豆腐、ミツバと煮る。
4.貝柱を具材として柚子を絞って食べる。
5.豚肉とほうれん草を具材とする(常夜鍋)
6.豆腐と大根を具材とする

いずれもなかなか食欲をそそるレシピで日本酒はもちろん、ワインにもあわせてみたくなる。私はこの小鍋立てをさらに発展させて冬最強のつまみにすべく、日々クックパッドなどのレシピサイトを覗いては使える鍋レシピがないか探している。さて、ここでその成果を披露できればとてもかっこうがつく形でこの記事を締めることができるのだがそうもいかない。なぜなら私はまだ池波氏のレシピをなぞるのみで、自分オリジナルの小鍋立てを作ったことがないからだ。というわけで一応今回は構想のみ記し、その成果及び感想は後日にしたい。

私の構想、主にコスパと酒にあうことを重視
1.鮭と白菜、ジャガイモで石狩鍋風。日本酒にあわせる
2.葱と牛肉をすき焼き風に。日本酒か赤ワイン
3.ソーセージとキャベツ、コンソメを出汁としてドイツ風に。赤ワインに
4.海老と玉ねぎをコンソメで煮る。白ワインに

3.結語(小並感)
 現在ではIH対応の小鍋も多くなり、小鍋立てがやりやすい環境になった。今後も研究を重ねて小鍋立てという粋な料理をさらに発展させたい。

ブログ開設にあたって

 ブログ開設に当たって自分の中で整理をつける意味で、ブログの目標や意義などを記す。

1.目標について
 このブログの目的は表題の通り、酒のおいしい飲み方・戦略と医学の勉強について書いていくことである。当面の目標としては継続して書いていくことで、次に①他人に資する物を書く②他人が読むに耐えるものを書く。という2点を目指したい。そしてその過程で文章を書く力を養うというのが副次的な目標となる。

2.意義について
 私にとっては自己満足と、文章を書く練習、もしかすると誰かからアドバイスがもらえる可能性がある、という意義がある。他人にとって意義があるものにできれば幸いである。

3.内容について
 医学については教科書に載っていることを書く意味はないし、ブックガイドなども充実しているので私が専門に勉強している分野のことを書いていく予定である。戦略学については私は専門でないし独学なので読書ノートのようなものを目指していく予定である。酒については本当に自由に美味しい酒の飲み方を紹介していく。

4.どれくらい更新するか
 当面の目標は週1回ペースを目標にする。