勇んでブログを始めたはいいものの、別に原稿を用意しているわけでもなく目標である週1更新が早くもできそうにない状況であるので一番書きやすい酒について書くことにする。
1.今回のお題は小鍋立て
今回は小鍋立てについて記す。小鍋立てとは小さい鍋に数種類の具材を入れて食べる鍋の事で、私は池波正太郎の随筆で知った。曰く、小鍋立てのコツは一度に食べる分だけをさっと煮る、具材は2~3種類に限定する、食べるのも一人か二人が限度ということらしい。自分が食べる分をさっと煮て、器にとって柚子やポン酢をふりかけ食し、酒をキュッ飲む。冬に一人飲み、あるいはサシ飲みするのに最適というわけだ。鍋は大勢でやるものという意見はこの際忘れるべきである。
2.レシピについて
具体的にどんな鍋にするか、これが今回の本題となる。私は目下、小鍋立てのレシピを研究中なのだ。池波正太郎が随筆に書いていたレシピには以下のようなものがある。
石波正太郎の随筆「小鍋立て」より
1.アサリの剥き身と白菜を具材として、柚子を絞って食べる。
2.鶏肉と焼き豆腐と玉ねぎを具材、固形スープを出汁として塩コショウで食べる。
3.刺身にした後の鯛や白魚を軽く焼いて豆腐、ミツバと煮る。
4.貝柱を具材として柚子を絞って食べる。
5.豚肉とほうれん草を具材とする(常夜鍋)
6.豆腐と大根を具材とする
いずれもなかなか食欲をそそるレシピで日本酒はもちろん、ワインにもあわせてみたくなる。私はこの小鍋立てをさらに発展させて冬最強のつまみにすべく、日々クックパッドなどのレシピサイトを覗いては使える鍋レシピがないか探している。さて、ここでその成果を披露できればとてもかっこうがつく形でこの記事を締めることができるのだがそうもいかない。なぜなら私はまだ池波氏のレシピをなぞるのみで、自分オリジナルの小鍋立てを作ったことがないからだ。というわけで一応今回は構想のみ記し、その成果及び感想は後日にしたい。
私の構想、主にコスパと酒にあうことを重視
1.鮭と白菜、ジャガイモで石狩鍋風。日本酒にあわせる
2.葱と牛肉をすき焼き風に。日本酒か赤ワイン
3.ソーセージとキャベツ、コンソメを出汁としてドイツ風に。赤ワインに
4.海老と玉ねぎをコンソメで煮る。白ワインに
3.結語(小並感)
現在ではIH対応の小鍋も多くなり、小鍋立てがやりやすい環境になった。今後も研究を重ねて小鍋立てという粋な料理をさらに発展させたい。
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